鳥取県全域に交通死亡事故多発警報(6~15日)が発令されたことを受け、琴浦大山署などは8日、琴浦町八橋のショッピングセンターアプトで街頭広報を行い、買い物客に安全運転を啓発した。
同署管内では5日、同町三本杉の県道で横断中の歩行者が軽乗用車にはねられ死亡する事故が発生した。
街頭広報には、同署員や交通安全協会員、北栄、琴浦両町の職員など計10人が参加。買い物客に「安全運転を心がけてください」などと声をかけながら、啓発チラシを手渡した。
同署交通課の尾坂浩太課長は「運転手は速度を守り、夜間にはハイビームの利用してほしい。歩行者は反射材を身に付けるなどし、事故防止に努めてほしい」と呼びかけた。
同署は警報期間中、パトカーによる巡回や交通違反の取り締まりを強化するとしている。