塗装や板張りのDIY技術磨く 鹿野の空き家でワークショップ

 空き家を丸ごと利用した「DIYワークショップ」が、鳥取市鹿野町で開かれた。県内外からセルフリノベーションに興味のある16人が参加し、塗装や板張りなどに挑戦した。

 同町内の築40年の空き家を夫婦で1年間かけてリノベーションした吉井秀三さんが、地域のメンバーと作った合同会社「スミナイナ」が企画。参加者らは、町内の気高木工所に勤める1級建築士の岩竹佑貴さんと大工の小倉良夫さんの指導を受け、電動丸のこぎりを使った木材切りや根太を張った木材の上にフローリングの板を張る方法を学ぶと、和室を洋室にリノベーションして技術を磨いた。

 兵庫県新温泉町から参加した女性は「親戚が飲食店をやめ、店舗が空いている。お金をかけずに改装して何かやってみたい」と話し、鳥取市気高町の男性は「古い自宅をリノベーションしたい。専門家にいろいろ教えてもらえて良かった」と満足していた。

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