学生アート才能一堂に 19日まで、市文化ホール とりアート西部会場

 鳥取県総合芸術文化祭とりアート展示事業として、鳥取県にゆかりのある学生アーティストの作品を巡回展示する「COLOR MIX TORIART」が17日、西部会場の米子市文化ホールで始まった。個性豊かな作品が来場者を楽しませている。19日まで。

 大学や短期大、専門学校で美術を学んでいる県出身や県内在住の学生らの作品を中心に、油彩画やアクリル画、写真、切り絵、服飾、グラフィックデザインなど29点を展示。鳥取大の学生が手掛けた5枚組の写真作品「猿の惑星」は、サルの急増で人々が離れていったタイ中部の街で、サルによる支配を描いた壁画の前をサルたちが跋扈(ばっこ)するさまを印象的に写している。

 同文化祭実行委事務局の田中早紀さんは「いろいろなジャンルの作品があるので、この機に見たことがないアートにも触れて楽しみを広げてもらえれば」と話した。同展は24~26日に東部会場のとりぎん文化会館でも開催される。

(平塚千遼)

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