価格転嫁に必要な知識を学ぶ「価格交渉講習会」（新日本海新聞社主催、倉吉商工会議所共催）が２１日、倉吉市の日本海新聞中部本社ホールで開かれた。
県内の各事業所などから参加があり、中小企業基盤整備機構中国支部の中小企業アドバイザー・金原光広氏が講演した。
金原氏は、価格交渉を取り巻く最新の動向を紹介し、具体的な事例を織り交ぜながら、認識の転換と事前準備の重要性、交渉の手順などを説明。国による無料経営相談所「よろず支援拠点」など公的サポートの積極的な活用を勧め、「動けば前に進む。まずは自社と取引先の情報を整理することから始めてほしい」と呼びかけた。
次回は２月６日午前１０時から鳥取市の日本海新聞ビル５階で開催予定。（佐藤悠希）
