学んだ古筆思い込め 米子で心月書院社中展

 古筆の臨書を通じて日本古来のかな文字などを学ぶ心月書院(米子市榎原、中沢秀月代表)の第3回社中展が24日、米子市美術館で始まった。「古に学ぶ」をテーマに生徒らが手がけた約50点が展示され、多くの来館者が見入っている。27日まで。

 同館で2年に1度開催。各生徒が古筆の臨書のほか、手本なしで創作した作品の2点を目標に出品した。会場の第1展示室には古今和歌集や万葉集、放浪の俳人・種田山頭火の句などを題材にした大小の力作を紹介。巻物仕立ての「巻子(かんす)」作品も並び注目を集めている。

 中沢代表は「平素から古筆を勉強している皆さんが、文字の造形や表具なども含め、作品に込めた思いを感じながらご覧いただきたい」と話した。

 午前10時~午後6時。

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