ガラス彫刻などに挑戦 開館前の県美で「ちびっこワークショップ」

 子どもたちがアートに関連した仕事を体験する「ちびっこワークショップ」が26日、3月に開館を控えた鳥取県立美術館(倉吉市駄経寺町2丁目)であった。参加した親子連れらが、ガラス彫刻やタイルコースター作りなどに挑戦した。

 子育て世代に県立美術館に親しんでもらおうと、倉吉商工会議所青年部など地元の3青年団体が合同で開催し、地元企業の職人らが7種類のワークショップの講師を務めた。左官の技術を生かしたこて塗り体験では、職人が現場で使う道具を子どもたちが使い、こて板からすくい取った材料を板に描かれた枠からはみ出ないよう、職人の手ほどきを受けながら塗っていった。

 3人の娘と参加した同市福庭町1丁目の辻本将司さん(36)は「県美のイベントにはこれまでも参加していて、子どもたちにとってはすっかり遊び場。開館が楽しみです」と話し、こて塗りを体験した長女の伊織ちゃん(6)は「楽しかった」と笑顔だった。

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