米子市西福原2丁目の米子天満屋で開催中の「第39回春の山陰民窯展」(実行委員会、新日本海新聞社主催)は、27日に閉幕する。26日には、会期終盤の恒例イベント「大徳利(とっくり)と大杯の容量当てクイズ」の正解発表があった。
大徳利はこうや窯(松江市)の石橋優さん(46)、大杯は法勝寺焼皆生窯(米子市皆生温泉2丁目)の3代目、安藤青磁さん(42)が手がけた。それぞれ水がどれだけ入るかを当てるクイズで、開幕した16日から26日まで展示され、予想の応募を受け付けた。
この日は作品に升でこぼれるまで水を入れて計測。大徳利は3升5合(6・3リットル)、大杯は2升2合(3・9リットル)の水が入った。
計340人が応募し、正解者は大徳利が5人、大杯は3人だった。窯元による抽選で当選者2人が決まり、それぞれクイズで使用した作品が贈られる。
石橋さんは「豪快な海賊の酒盛りをイメージして作った。当選者の方には作品を活用してお酒を楽しんでもらいたい」と話した。27日は午後5時まで。