障害者の芸術活動を支援する事業所、アートスペースからふる（妹尾恵依子理事長）所属のアーティストらが手がけたバッグを中心に展示販売する「ふく！ふく！からふる福袋展」が、鳥取市元町のギャラリーからふるで開かれている。新春を明るく彩る約２００点の力作が並び、来場者を魅了している。３０日まで。
見どころは、３５人のメンバー全員が１点ずつ出品したＡ４サイズの手提げバッグ「からふる福袋」。油彩や色鉛筆、書、コラージュなど多彩な表現の作品をデザインとしてプリントし、各アーティストの個性が光る一点物に仕上げた。バッグの購入者には、全て直筆のイラスト入りカレンダーが贈られる。
今年の干支（えと）のヘビがモチーフの絵画や、これまでに制作したはがき絵も併せて展示。妹尾理事長は「今回は世界で１枚だけのカレンダーももらえる貴重な機会。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけた。
