仏伝統の菓子味わい楽しむ ボンヌノノ、ガレット会

 鳥取市二階町4丁目のパティスリーボンヌノノ(岸本典子代表)で、恒例のガレット会が開かれた。約30人の参加者が香り豊かなフランス古典菓子の「ガレット・デ・ロワ」を食べ比べながら異文化に親しんだ。

 ガレットは1月6日の公現祭に食べる風習があり、岸本代表はガレットの出来栄えを競う国内コンテストの愛好家部門で2度優勝した経歴を持つ。会はフランスの伝統文化と一流の菓子に親しんでもらおうと、岸本代表が毎年開いている。

 会場には国内の有名菓子職人から取り寄せたガレット計20個が所狭しと並んだ。岸本代表は公現祭の由来のほか、切り分けたガレットにフェーブ(陶器の人形)が入っていた人に1年間幸せが訪れると説明。参加者は風習に従ってフェーブが当たった人を祝福し、ガレットの味を楽しんだ。

 岸本代表は「ガレットを通じてこれからもフランスの文化を楽しんでもらえたら」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事