鳥取市賀露町西3丁目の地場産プラザわったいなで8日、鳥取県産ブランド米の星空舞(ほしぞらまい)と鳥取和牛をはじめとする、県産農畜産物のPRイベントが開かれた。県内外から訪れた買い物客らが和牛焼き肉や農産加工品の試食で鳥取ならではの味を楽しんだ。
先着100人に振る舞われた鳥取和牛の焼き肉のブースは、多くの人が並んで開始10分で予定を終了し、人気の高さを見せつけた。同市国府町の農産物加工グループ、木子ぽっぽが提供する、本年度の食パラダイス鳥取県特産品コンクール総菜部門優良賞の「きくらげ佃(つくだ)煮」の試食も開始早々に品切れとなる盛況となった。
同グループの山本美紀代表は「資材の高騰や天候不順の中で生産者が頑張って作っている農産物の魅力を知ってもらういい機会になった」と喜んだ。神戸市から訪れた、伊藤さつきさん(24)も「鳥取のお肉がとてもおいしいと初めて知った。他にもおいしい物を探して帰りたい」と話した。
イベントは9日も開かれ、「牛骨メシ」や星空舞の米粉を使った鍋料理の振る舞い、特産品の試食販売などが予定されている。