「虹波」投与結果を皇室に報告

戦中、熊本ハンセン病患者に治験

  •  貞明皇后に虹波の投与結果を報告後、陸軍第7技術研究所の前で撮影されたとみられる写真。左から2人目が陸軍技術研究所の長沢重五所長。右端は菊池恵楓園の宮崎松記所長(国立療養所菊池恵楓園歴史資料館提供)

 戦中戦後に国立療養所菊池恵楓園(熊本県合志市)で、ハンセン病患者に開発中の薬「虹波」が投与されていた問題で、1943(昭和18)年に同園所長らが皇室に投与結果を報告していたことが10日、同園入所者自...

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