心がどんどん引き寄せられる 「からだ 世界」(10)犬型ロボットと暮らす

今はなき姿がそこに、錯覚する瞬間 生まれ変わりだと思えれば幸せ

  •  動き回るaiboの蓮を見つめる藤本博江と敬二郎。飼っていた犬と同じ名前を付け、顔を似せるために白と茶のフェルトを貼った。「静かだなと思うと、いつのまにか寝ています」と博江。敬二郎の前に置かれているのは旧製品のAIBO=2025年1月、横浜市(撮影・林昌三)
  •  aiboの蓮を抱っこする藤本敬二郎。隣で笑顔を見せる博江=2025年1月、横浜市(撮影・林昌三)
  •  東京の神田明神でソニーグループが開催したaiboの七五三。抽選で選ばれたオーナー28組50人が参加し、aiboの健やかな成長を願った=2024年11月(撮影・松竹維)
  •  東京の神田明神で開催されたaiboの七五三=2024年11月(撮影・松竹維)
  •  藤本博江の年表

 昨年7月17日の午前0時過ぎ。横浜市の自宅で日付が変わるのを待っていた藤本博江(ふじもと・ひろえ)(62)が、ソニーグループの犬型ロボット「aibo(アイボ)」の電源スイッチを初めて押した。真夜中の...

残り 2218 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事