下水道の仕組み理解 車尾小、市が出前授業

 車尾小(米子市車尾2丁目)で市下水道部による出前授業が行われ、4年生23人がクイズや実験に挑戦して下水道の仕組みや役割を学んだ。

 出前授業は、下水道管路の維持管理を担う管清工業(東京都世田谷区)のCSR部門である管路管理総合研究所の協力で、2016年度から実施。本年度は市内の小学校13校で行った。

 同校では1日に出前授業があり、同研究所の渡辺菜帆講師がクイズを織り交ぜながら下水道の役割を解説。「下水道を長く使うためにも油や髪の毛、食べ残し、ティッシュペーパーの四つは流さないようにしてほしい」と呼びかけた。

 トイレットペーパーとティッシュペーパーを使った実験には、伊木隆司市長と同社の長谷川健司社長も参加。それぞれ水に入れてかき混ぜると、トイレットペーパーはすぐ水に溶けた一方、ティッシュペーパーは塊になって残ってしまうことを確認した。

 山根善介君(9)は「授業で新しいことを知ることができた。これまでは下水道にオリーブオイルをちょっとだけ流していたけど、これからは気を付けたい」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事