鳥取フェア開催など 食パラ推進で協定 県と大阪のミートモリタ屋

 鳥取県は14日、大阪でスーパー7店、飲食店5店を展開するミートモリタ屋(大阪府高槻市、吉岡登志夫社長)と、県が進める「食パラダイス鳥取県」の推進に関する協定を締結した。年2回以上、スーパー全店で鳥取フェアを開催するほか、月1回のモニター商品販売や、県内事業者に対する商品開発の助言などを行う。

 同社は県西部に保養施設を持ち、多くの県産品の取り扱いがあるなど、鳥取とのゆかりが深い。県関西本部の打診を受けて快諾した。「食パラ」に関する協定締結は初めてで、県内産地の視察や県の商談会への参加、売り場での県情報発信なども行う。

 締結記念として、21~24日にスーパー全店で「食パラダイス鳥取フェア」を開催する。スイカやクロマグロ、白ネギ、星空舞など県産食材を使った弁当を販売する。

 14日に県庁で行われた締結式で吉岡社長は「単県の産品でフェアが開けるほど食材が豊富。まさしく食のパラダイスだ」と述べ、鳥取県産品のさらなる発信に意欲を見せた。平井知事は「一緒に大阪の台所をにぎわせたい」と期待を寄せた。

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