優雅であでやかなハナショウブ並ぶ 鳥取産業体育館で展示会

 見頃を迎えているハナショウブの展示会が15日、鳥取市天神町の鳥取産業体育館で始まり、紫や赤、水色、白など優雅であでやかな色とりどりの花が市民を楽しませている。16日まで。

 鳥取県花菖蒲(しょうぶ)協会(山根博充代表)の会員が丹精込めて育てた肥後系を中心に江戸系や伊勢系など約60鉢を展示。花が豪華な肥後系や立ち姿が美しい江戸系など気品あるたたずまいに、八頭町から訪れた女性は「色鮮やかで立ち姿が美しくすてき」とうっとり。

 今年は例年より1週間から10日開花が早く、見頃は今月20日ごろまで。山根代表は「江戸時代から愛された日本の伝統的な花で梅雨の季節に彩りを添え、清涼感のあるハナショウブを楽しんでもらえたら」と話している。

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