境港市の夢みなとタワーで7月に開幕する体験型アート展「旅する光の切り絵展」(新日本海新聞社主催、鳥取県観光事業団共催、フーズマーケットホック特別協賛)を見て、子どもたちに想像力を育んでもらおうと新日本海新聞社は30日、同市内の3歳以上の園児と小学生計2364人分の招待券を市に贈った。
新日本海新聞社西部本社設立40周年を記念し、子どもたちの招待を企画。沢田圭太郎西部本社総局長らが市役所を訪れ、「自由な発想で切り絵を表現した作品展。ぜひ子どもたちに会場を訪れ、体感してほしい」と目録を伊達憲太郎市長に手渡した。伊達市長は「不思議な世界観で、子どもの感性を育むいい経験になりそう」と期待した。
同展は、色鮮やかな切り絵に光とデジタルを融合し、幻想的な世界を表現。五つのゾーンで鳥取の自然を題材にした大型作品を含む約20点を展示する。作品の一部に伯州綿の手拭い生地を活用しており、自身が影絵となって撮影が楽しめるフォトスポットなどもある。会期は7月15日~8月27日。