倉吉東高でIBワークショップ 中・高生らが探究授業に触れる

 国際バカロレア(IB)認定校の倉吉東高(倉吉市下田中町)で2日、学園祭にあわせてIBワークショップがあった。岡山理科大(岡山市)のIB教員養成コースで学ぶ学生16人が授業を担当し、倉吉東高生や中学生ら約20人が英語や数学など6科目を受講した。

 英語の授業で日本の人気漫画の英訳版のせりふから、登場人物の感情を示す表現を抜き出したり、桃太郎を題材にした国語でキジの視点でストーリーを追ったり、IBの理念に基づいた多様な視点から探究心を養う授業が行われた。参加した鴨川中3年の光村英莉さん(15)は「どんな場面でどう英語を使えばいいのか、考えるのが楽しかった」と目を輝かせた。

 IBは国際社会で活躍する人材を育てるための世界共通プログラムで、批判的・論理的思考やコミュニケーション力などの養成に重きを置く。倉吉東高は昨年、山陰地方で初の認定校に指定された。

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