とっとりの鉄道120年 第2部 鉄道の発展と地域 (2)行啓と鉄道

 「境から古海の仮駅間が開通した(明治)四〇年の春頃『それ陸(おか)蒸気が走るぞ』と珍しがった地方人、酒肴(しゅこう)に弁当持ち近所隣を誘い合(あわ)せて千代河原に殺到した、まるで物見遊山にでも出掛けた如く河原に携帯の敷物をならべる有様(ありさま)、列車の発着ごとに総立ちになって万歳の連呼である」(『躍進の鳥取』1938年)

残り 929 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事