井田さんは市美術館に 日吉津出身の画家 地元描いた2作品

 日吉津村出身の画家、井田幸昌さん(35)が、米子市美術館に絵画作品「End of today」2点を寄贈した。同館の収蔵品として、展覧会などを通じて市民に披露される。

 井田さんは現在、東京都と英国の2拠点で活動。絵画をはじめ彫刻や版画の制作にも取り組み、国内外で作品を発表している。2023年には同館で「井田幸昌展 パンタ・レイ-世界が存在する限り」を開いており、寄贈したのは同展で展示した作品の一部。地元日吉津村から望む青い日本海と、夕日で赤く染まった大山を油彩で表現した。

 受贈式が2月25日に開かれ、伊沢勇人副市長が「展覧会を通じて披露するとともに大切に保管管理させていただく」と感謝状を手渡した。井田さんは「地元への思いが強く、この作品を選んだ。芸術は人それぞれの見方があり、米子市の方にどんな印象を持っていただけるか楽しみ」と話した。

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