木版画クラブとちぎり絵サークルの合同展

木版画クラブとちぎり絵サークルの合同展

 倉吉市中河原の小鴨コミュニティセンターで活動する木版画クラブとちぎり絵サークルの合同展が、同市のエースパック未来中心みらいアートギャラリーで開かれている。四季折々の風景や季節の草花など、色彩豊かな作品が来場者の目を楽しませている。31日まで。

 両団体は月1回、市内を中心に愛好者が集まり、制作活動に励んでいる。今展には、版画とちぎり絵の計22点が出展された。
 栗原誠子さんは薄墨を使って色の濃淡をつけ、白壁土蔵群の町並みを巧みに表現。上野智世さんは落水紙を貼り重ね、新緑の中を流れ落ちる滝を緻密に描いた。このほか、道端に咲いた野花や色鮮やかな紅葉などの力作がずらりと並ぶ。

 木版画クラブの石脇正江代表は「身近な風景などをそれぞれが自由に制作した。多色刷りや重ね刷りなど、微妙な色の違いが出るのが楽しい」と、作品の魅力を語った。

会場 エースパック未来中心みらいアートギャラリー
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