鳥取市岩吉の石原泰紀さん(79)の写真展「ふるさとの光と影」が19日、同市栄町のギャラリーそらで始まった。写真家生活の集大成として同日発表した作品集3冊から、独自の感性で切り取った山陰の風景写真約60点を展示している。24日まで。
石原さんは1990年に写真家の池本喜巳さんに師事し、湖山池や若桜鉄道などテーマを設けながら精力的に活動している。
写真集「湖山池」「海からの風」「山陰小港」は30年以上にわたる写真家生活をたどる3冊セット。逆光を利用したきらめく山陰の海や、1990~2000年代に撮影したハスが群生する湖山池などが来場者の目を引いている。
石原さんは「テーマをきちんと設けて諦めないで長く続ける面白さを分かってもらえればありがたい」と話した。
会場 | ギャラリーそら |
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