闘病中の子どもたちにエールを送ろうと、鳥取大医学部付属病院は敷地内の職員駐車場で打ち上げ花火イベントを開催した。小児総合病棟の入院患者約20人が観覧し、華やかな花火が夜空を彩る様子を楽しんだ。
病気と闘う子どもたちに「少しでも入院生活を楽しんでもらいたい」と昨年、医師の声かけでクラウドファンディング(CF)を活用して初めて開催した。
小規模イベントなどで用いられる「プライベート花火」を使用し、午後8時から13分間で約300発を打ち上げ。色とりどりの花火が次々と夜空に大輪の花を咲かせたほか、ナイアガラ花火も登場した。
同病院広報・企画戦略センターは「職員一丸となり、今年も子どもたちにエールを送ることができて良かった。今後も続けていければ」と話した。