倉吉市の鳥取短期大で、アジアの映画と飲食を楽しむ会が開かれ、学生や教職員らが台湾のヒット映画を見ながらやタピオカミルクティーやチヂミなど、手作りのアジアンフードに舌鼓を打った。
異文化への理解や国際交流を目的に教職員らでつくる国際交流委員会が企画した。会場には台湾カステラや豆花(トウファ)など人気の台湾スイーツやギョーザ、小籠包(ショウロンポウ)などアジア各国の料理がずらり。戦前の日本統治時代と現代を舞台にした日本と台湾をつなぐ恋愛映画「海角七号 君想う、国境の南」が上映され、学生らはにぎやかにアジアンムードを楽しんだ。
生活学科食物栄養専攻1年の片岡寛樹さん(20)は「台湾グルメに興味がある。味付けも日本人好みでおいしい」と満足。同科情報・経営専攻の簡逸威(カンイツイ)准教授は「食やメディアなどを通じてアジア諸国に関心を持ってもらい、交流促進につなげたい」と話した。