台風7号が鳥取県内に最接近した15日夕方から、鳥取市用瀬町の土砂崩れ現場付近の県道に車を止めたまま行方が分からなくなっている近くの女性について、関係機関は17日も捜索を行ったが見つからなかった。鳥取県警は女性の情報を公開して捜索への協力を呼びかけている。
県警によると、行方不明となっているのは鳥取市用瀬町の徳中隆子さん(69)。身長約160センチ、中肉で短髪の白髪。白または灰色系の半袖Tシャツ、黒色のベストと長ズボンを着用しており、黒い長靴を履き、黒色のリュックサックを所持していた。
同日は智頭署や消防など40人態勢で、徳中さんの車が止まっていた土砂崩れ現場や、県道沿いを流れる安蔵川など周辺を広く捜索した。18日朝から捜索を再開する。
徳中さんは15日午後4時半ごろ、八頭町内の職場を出た後、連絡が取れていない。台風との関連は不明。