える・もーる1番街でにぎわい創出図る実証実験 家族連れにぎわう

 商店街にキッチンカーや露店を出店し、道路空間を使ってにぎわい創出を図る実証実験が27日、米子市角盤町1丁目のえる・もーる1番街で始まった。期間中は対象区間を終日通行止めとし、道路上にベンチやテーブルを設置。家族連れらが訪れ飲食を楽しんだ。31日まで行われ、地域への効果や課題を検証する。

 街中を車中心から公共交通と歩行者中心の空間に転換しようとする市の「歩いて楽しいまちづくり」事業の一環で、角盤町商店街振興組合の協力で実施する。

 商店街には焼きうどんとクレープのキッチンカー2台、たこ焼きとラーメンの露店2店舗が出店。商店街に訪れた家族連れらが道路上に設置されたベンチや椅子に座り、会話や食事を楽しんだ。

 同市西福原7丁目から家族3人で訪れた会社員の尾崎博雄さん(47)は「人が集まり、にぎわいがあって楽しめた。地域の活気につながってほしい」と休日を満喫していた。

 28日以降は、飲食に加えてハンドメードの雑貨など5~6店舗が出店する。同組合の森紳二郎代表理事は「人々が滞留できる仕組みをつくり、中心市街地ににぎわいを取り戻したい」と話した。

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