避難所運営をゲームで体験 自治体の若手職員

 鳥取県職員人材開発センターは災害時の避難所運営に備えようと、倉吉体育文化会館で県中部の自治体職員を対象に研修を行った。採用2年目の若手職員25人が参加し、避難所運営ゲームを通して洪水など水害を想定した避難所の運営について理解を深めた。

 同ゲームは、鳥取大の学生主体団体「鳥大防災Lab.」が中心となって作成。避難所で起きるさまざまなイベントや避難者への対応を話し合いながら進める内容となっている。

 職員は4グループに分かれ、カードに示された情報から避難者の部屋割りを決定。水道の故障や備品の配分などイベントカードへの対処法を話し合い、避難所運営を疑似体験した。

 北栄町産業振興課の長谷川寛人さん(25)は「カードにある情報だけで状況を想像して対処するのは難しかった。今回の体験を常に頭に入れ、いざという時に対応できるよう備えたい」と話した。

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