記事切り抜き思いを手紙に 船上小で家族参観日

 琴浦町佐崎の船上小で12日、家族参観日があり、全学年でNIE(教育に新聞を)の授業が行われた。新聞の写真を使ったすごろく遊びや、新聞の見出しを考えるなど学年ごとに工夫した授業が行われ、児童と保護者が一緒になって新聞に触れた。

 NIEの参観日は今年で7年目。同校は教育現場で新聞を活用するNIEを実践しており、幅広い教科で新聞を使って日頃から親しんでいる。

 この日の授業で、4年生は「新聞の記事を選んでおうちの人に手紙を書こう」に取り組み、児童やその家族は子ども新聞などからそれぞれ気になる記事を切り抜いてプリントに貼り付け、書いた手紙を交換した。

 都田華蓮さん(11)は絵画や美術館に興味があり、ゴッホの「ひまわり」について書かれた記事を選び、母の早知子さん(43)に「フランスにいつか行ってみたい」と手紙を書いた。早知子さんは本好きの華蓮さんに向けて、「読書量と国語力」という記事を切り抜き、「この中にあるように、本を読むことで国語の力が付くと信じたい」と話した。

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