投資サイトにだまされ2千万失う 特殊詐欺で米子市の60代女性が被害

 鳥取県警は14日、投資名目の特殊詐欺(金融商品)で米子市の60代女性が2104万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。
 県警によると、女性は今年5月、投資をしようとインターネットの暗号資産の投資サイトにアクセス。サイト内の人物からチャットで資産運用の説明を受け、6~8月の計10回にわたって投資運用資金として590万円を指示された口座に送金した。
 その後、配当金を受け取れるようになったと知らされ、出金を依頼すると「手数料として配当金の5%」「米国のキャピタルゲイン税」などの支払いを求められ、5回にわたって合計約1514万円を追加で振り込んだ。
 県警によると、9月14日現在の県内の特殊詐欺被害総額は1億8859万円で、過去最多を更新している。

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