NIE(教育に新聞を)活動の一環として新日本海新聞社が実施している「日本海新聞出前授業」が22日、新温泉町桐岡の照来小(西岡教敬校長)であり、5、6年生19人が本紙記者から記事の書き方や写真の撮り方などを教わった。今後は「照来の米」をテーマに取材を進め、本年度中に本紙1ページを使った学校新聞の完成を目指す。
授業では、但馬支社の中村宏記者が講師を務め、新聞の楽しさや上手に読むこつなど具体例を挙げて紹介。記事に必要なポイントである「5W1H」や逆三角形の記事構成、取材をする際の準備や注意点などを説明した。
児童は、同小で行われた運動会をテーマに記事を書くことにも挑戦。出前授業を終えた6年の谷村一護君(11)は「5W1Hがとても大切だと分かった。写真の撮り方も参考になり、今後の取材に生かしたい」と話していた。(中江真司)