卓球プロ選手と交流 小中学生イベント 技術や体づくり学ぶ

 2012年卓球世界選手権ドルトムント大会の男子団体で銅メダルを獲得したプロ卓球選手の松平賢二さん(34)=協和キリン=を招いた交流イベントが倉吉体育文化会館で行われ、松平さんが子どもたちに技術や体づくりの大切さを伝えた。

 イベントは、スポーツを通じた交流機会をつくろうと、松平さんとスポンサー契約を結ぶ大山乳業農業協同組合(小前孝夫組合長)が主催した。鳥取県中部の卓球のクラブチームなどに所属している小中学生36人が参加した。

 松平さんは実際にプレーを披露し、「重心を低く保ち、足を動かし続けることが重要」とアドバイス。ゲーム形式の練習では「慌てずゆっくり」「足を止めないで」と声をかけ、フォアハンドやバックハンドなど基本的な技術を指導した。

 体づくりをテーマにした講演もあり、「けがをしないための体幹トレーニングは何歳からでも始められる」と強調し、子どもたちに実践を薦めた。

 社スポーツ少年団の渡辺航史郎君(12)=社小6年=は「足を使ってボールを追う大切さを初めて知った。質問にも的確に答えてもらえた」とうれしそうに話した。

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