往年の名車 三朝集結 町制70年でフェスタ 愛好家くぎ付け

 三朝町制70周年を記念した「ミササラドンクラシックカーフェスタ2023」が15日、同町横手のふるさと健康むらを主会場に開かれた。「ハコスカ」や「Z」など昭和の名車に加え、フェラーリなどのスーパーカー計約50台が集結し、大勢の愛好家でにぎわった。

 会場には数々の名車が鳥取県内外から集まり、スカイラインの通称ハコスカ、フェアレディZ、トヨタ2000GTの周辺には人だかりができた。町内をパレードランする車列に住民が視線を送り、来場者は一時代を築いた名車の外観やエンジンルームをじっくりと眺めたり、記念撮影をしたりして楽しんだ。

 町の活性化を狙った初のイベント。高野淳実行委員長(62)は「車好きが三朝町に大勢集まってくれた。全員笑顔で帰ってくれたらうれしい」と話し、鳥取市から妻と訪れた田中稔さん(67)は「今ではなかなか見られない車が並び、昔を思い出して懐かしい気持ちになれた」と喜んだ。

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