倉吉の市街地でサルの目撃相次ぐ

 倉吉市の市街地で17日の昼ごろにかけ、サルの目撃情報が相次いだ。市は「見かけても手を出さずに速やかにその場から離れ、家の戸締まりに十分に注意するよう」と呼びかけている。

 市環境課によると、正午過ぎに「同市見日町から鳥取県中部総合事務所の方へ向かうサルがいる」との連絡があり、午後0時20分ごろ、同市東巌城町の中部総合事務所先交差点でサル1匹の姿が確認された。同0時45分ごろには同市八屋の極楽寺付近からも目撃情報があり、パトカーが巡回して警戒と注意喚起にあたった。同1時ごろには「八屋の山の中に逃げた」との情報が寄せられたという。

 目撃されたサルが同じ個体かどうかや性別は不明。午後1時現在、サルは発見されておらず、けが人や農作物への被害はない。

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