「大山秋色週間」始まる 大山寺本堂でオープニングセレモニー

 紅葉シーズンを迎える国立公園・大山で20日、「大山秋色週間」が始まり、大山町大山の大山寺本堂でオープニングセレモニーが開かれた。大山寺周辺で11月5日までさまざまな催しが行われ、紅葉狩りに訪れた観光客らを楽しませる。

 かつては「大山紅葉まつり」の名称で紅葉シーズンのPRが行われており、現在は大山自治会でつくる同まつり実行委員会が同週間を設定している。今年は朝晩と日中の寒暖差によってナナカマドなどの木々がすでに色づきつつあり、25日~11月10日ごろに紅葉の見頃を迎えそうだという。

 セレモニーには地元住民や観光関係者らが出席して商売繁盛などを願う祈願法要が執り行われ、「大山僧兵太鼓」の力強い演奏が紅葉シーズンの始まりを告げた。期間中は参道周辺にのぼりが飾られてライトアップが行われ、29日には大山寺で子どもの健やかな成長を願う稚児祈祷(とう)が行われる。大山観光局は紅葉の最新情報とライブ配信をホームページで公開している。

 清水豪賢実行委員長は「暑い夏が続いたが、思ったよりきれいに色がつきそう。ぜひ大山で紅葉の中をゆっくり歩いてリフレッシュして」と呼びかけた。

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