韓国・束草(ソクチョ)市の一大行事「雪岳(ソラク)文化祭」は国立公園・雪岳山(ソラクサン)の信仰に始まり、現在は山とまちをつなぐ文化振興の祭典となっている。市内で6日に行われたパレードには米子市芸能公演団が出演し、米子がいな祭でおなじみの「がいなCON」のダンスを披露。青草湖(チョンチョホ)のほとりの広場にも登場し、韓国語でのあいさつに大勢の市民から拍手が送られ、日韓の民間交流再開を印象づけた。
芸能公演団の一員で初めて韓国を訪れたという中川桃花さん(24)=米子市=は「束草市の皆さんが温かく迎えてくれている感じが伝わり、私たちも楽しく踊ることができた。これからも友好関係を築けるイベントがあればすてきなこと」と声を弾ませた。