スキーシーズンを前に、国立公園・大山のスキー場「だいせんホワイトリゾート」(鳥取県大山町大山)で23日、リフトの座席の取り付け作業が始まった。11月末までに10基のリフトに座席計764台を設置し、12月22日のオープンに備える。
昨季(2022年12月23日~23年3月21日)の入り込み客数は約11万6千人で、今季は12万人を目指す。玄関口の豪円山・中の原エリアから積雪状況などを見つつ上の原・国際エリアへと営業を広げる予定で、リフト料金を一部値上げした。
この日は作業員9人が豪円山エリアのリフトで作業を行い、重さ約80キロの2人乗り座席をワイヤにつり下げ、金具をしっかりと締めて安全確認していた。
同リゾートの尾関雅大営業課長は「多くの方に来てもらえるよう準備していく。海が見えるゲレンデで爽快感を味わって」と呼びかけた。