記事の構成や読み方を学ぶ 鳥取育英高で本紙授業

 鳥取中央育英高(北栄町由良宿、檜佳憲校長)で25日、NIE(教育に新聞を)の授業が行われた。1年生約70人が新聞記事の構成や時間のないときの読み方、情報活用能力を向上させる新聞の使い方を学んだ。

 1年生が対象の読書教室の一環で、本年度はNIE実践指定校として新聞を活用した読解力向上を目指す。2年生になると、地元の課題を見つけて解決する地域探究の学習を行い、地元新聞の活用が求められる。

 授業では、新日本海新聞社の岡村博読者センター長が新聞の役割と各ページの特徴などを説明。「新聞を読む時間がないという声を聞く。時間がない時は、究極の要約である見出しとリード(前文)だけでも読むと、その日の出来事がある程度分かる」とアドバイスし、「新聞を使って自分の考えをまとめる力を養って」と求めた。

 岡野楓馬さん(16)は「ネットより正確な情報を知ることができる。時間があれば新聞を読んでみたい」、新聞部の谷本晴彦さん(15)は「記事の構成が逆三角形であることの大切さが分かった」と話した。

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