次世代人材の育成へ 初代「鳥取県スーパー工業士」の認定証授与式

 鳥取工業高と米子工業高の3年生18人が、初代の「鳥取県スーパー工業士」に認定され、26日に鳥取市の県立図書館で認定証授与式が開かれた。平井伸治知事が生徒らに認定証を手渡した。

 生産現場の高度化など新しいものづくりを実践できる次世代人材を育成しようと、県産業人材課が昨夏から両校で認定プログラムを実施。生徒らは2年次の秋から放課後や夏休みに、システムデザインの学習やAIを取り入れたプログラミング実習に取り組み、今年8月に修了した。

 平井知事は式典で「皆さんの知識や経験が日本の役に立つ。思う存分活躍してください」と激励。生徒らを代表して鳥取工業高の和田柚希さん(17)が「将来鳥取県や産業を引っ張っていく人材になれるよう頑張りたい」と抱負を語った。

 米子工業高の山根慧さん(17)は「認定プログラムを通じて人工知能(AI)の開発をするという将来の目標ができた。もっと学んでいきたい」と話した。

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