福田さん(倉吉西高2年)ドッジ日本代表 今冬サウジでアジア大会 「勝利し、W杯出場権を」

 倉吉西高2年の福田桜穂さん(16)が日本ドッジボール協会の2023ドッジボール日本代表に選ばれ、今冬にサウジアラビアで開かれるアジア大会「2023アジア チャンピオンシップ リヤド」に出場する。アジア大会を勝ち抜き、24年に開催されるワールドカップ(W杯)に出場したいと練習に熱が入っている。

 日本代表への選出は、19年のアジア大会、22年のW杯に続いて3回目。27人の代表選手の中で最年少で選ばれた。

 国際大会では、世界的に主流となっている五つのボールを同時に使って試合が行われる。ボールをキャッチして戦う日本のドッジボールとは異なり、ボールは小さくて軽く、ボールを避ける練習に多くの時間を費やす。

 普段は、三朝町体育協会所属のドッジボールチーム「ソウルファイターズ」のメンバーとして男子に交じって練習に汗を流す。今夏から始めた陸上のやり投げでは、県大会で3位入賞するなど部活動とドッジボールを両立させる。

 昨年出場したW杯では決勝でエジプトに敗れ、惜しくも銀メダルに終わった。「国によって戦術が違い、海外選手のプレーを見るのが面白い。W杯は悔しい思いが残ったので、アジア大会で絶対に勝ち、W杯の出場権を獲得したい」と力を込めた。

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