「第9回日本海新聞・児童生徒新聞感想文コンクール」(新日本海新聞社、日本海新聞を発展させる会主催、鳥取県教育委員会後援)の表彰式が28日、倉吉市上井町1丁目の新日本海新聞社中部本社で開催され、各入賞者に賞状と副賞が贈られた。
表彰式には、小・中・高校生の3部門の入賞者(最優秀賞、優秀賞、優良賞、優秀学校賞)と保護者ら合わせて約50人が出席した。
新日本海新聞社の吉岡徹社長が「自分以外の社会に目を向けることは大切なこと。新聞記事から読む力や書く力を身につけ、人間力あふれた人になってほしい」とあいさつ。発展させる会の藤岡敏治会長、中松真弓副会長らと各入賞者に賞状と副賞の図書カードを手渡した。
作品を審査した井上昌之編集制作局長が「自分の考えを伝えるのは大事なことで、しっかり思いが伝わってきた。深く考えるための“栄養”に、これからも新聞に親しんでほしい」と講評した。
入賞者を代表して、高校生の部で最優秀賞に選ばれた村上咲綺さん(鳥取西高2年)が「授業で感想文を書く機会ができた。文章を書くのは苦手で受賞はとても驚きましたが、今はとてもうれしく思います」と謝辞を述べた。
今コンクールには、3部門で計546点の応募があった。