少子高齢化や女性活躍など現代社会が抱える課題の“先進地”山陰から解決の一助に-。鳥取、島根両県に拠点を構える企業が子育てと女性の体調管理を支援する二つのアプリを公開した。子どもの健康相談や自身の検診結果の管理、医師のオンライン診療や相談、医療機関の紹介が受けられるなど、医療を身近なものにしてもらおうとの願いを込めて開発された。
山陰パナソニック(島根県出雲市)が開発。同社は女性の社会進出を妨げる要因と高齢者の介護と少子化の進行は相互関係にあると分析。地域活性化のためにはこうした課題を解決する必要があると考えた。