境港の月日を魚介と風景で NPO法人元気みなと 来年のカレンダー完成

 境港市のNPO法人元気みなと(佐名木知信理事長)は、境港の風景と魚介類を水彩画で紹介する2024年版カレンダー「境漁港と四季の魚たち」を製作した。境水道沿いの海岸通りなどに設置された本物そっくりな海の生き物のオブジェの写真も掲載している。

 カレンダーは「海で生きる境港ならではの魅力を多くの人に知ってもらいたい」(佐名木理事長)と22年版から製作。元美術教員の遠藤恵裕さん(80)=同市外江町=が水彩画を手がけ、3年目の今回は従来の風景に境漁港で水揚げされる魚介類を加えた。

 表紙は、元気みなとが海岸通りで開催するグルメイベント「境港おさかなロード大漁祭」の風景。各月は中野港から望む雪化粧の大山や境台場公園の桜と灯台、紅葉の島根半島など四季折々の風景画が飾り、ウマヅラハギや松葉ガニなどの絵を旬の月に取り入れた。境水道大橋とサバを組み合わせた作品もある。

 遠藤さんは「新しい発想で魚やカニを入れてみた。絵を通じて境港らしさを感じてもらえれば」と話している。

 ◇見開きA3サイズで1部700円。同市中町の喫茶クロで販売している。問い合わせは電話0859(44)2086。

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