鳥取まちなかぶらり (14)まちパル鳥取 鳥取民藝美術館 たくみ 民芸運動の聖地を訪ねて

  • 吉田璋也が建てた左から鳥取民藝美術館、たくみ工芸店、たくみ割烹店
  • 「万年筆博士」の店頭を飾る金工芸作品と鉄筋アート

 若桜街道と末広通りの交差点は「旧とりせん角」の愛称で年配者に親しまれている。北東の角のかつて「とりせん百貨店」があった建物に「まちパル鳥取」が入居している。1階がふるさと物産館で、2階には鳥取市観光コンベンション協会などが入る。旧とりせん角周辺をぶらり歩いた。

 鳥取まちなかガイドの会の内田克彦代表(69)の案内で、まちパルの対角線の本通り沿いにあるオーダーメードの「万年筆博士」を訪ねた。1934年創業で来年90周年を迎える。店頭に置かれた金工芸作家で元鳥取大教授、矢部雅一さんの作品『虹立つ木』が目に入った。同店の3代目、山本竜さん(49)によると、矢部さんには万年筆の金具の制作も依頼しているという。

残り 909 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事