「寒暖差疲労」にご注意 自律神経乱れ、県内でも増加 適切な入浴や睡眠、運動有効

 日中と朝晩の気温差が大きくなることで自律神経が乱れ、心身に不調を来す「寒暖差疲労」を訴える人が増加している。鳥取県内では11月以降、朝晩は冷え込み日中は20度を超えるなど寒暖差の激しい日が続いた。25日以降は冬型の気圧配置で寒さが一気に強まると予想され、医療関係者は「適切な入浴や睡眠、運動などを意識し、体調管理に気を配って」と注意喚起している。

 寒暖差疲労は、気圧の変化や一日の最高気温と最低気温の差(7度以上)、前日との気温差が大きいと起こりやすく、体温を調節する自律神経が過剰に働き、疲労がたまる状態。全身倦怠(けんたい)感や頭痛、首・肩こり、胃腸不調、めまい、アレルギー(せきや鼻炎)などの症状を引き起こし、「気象病」と呼ばれることもある。例年は梅雨の時季に発症する患者が多いという。

 今年は県内で11月上旬まで25度を超す夏日が続くなど、朝晩の冷え込みに対して日中は例年以上の高温になる日が続いた。

残り 579 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事