幻想的に妖怪引き立て 水木ロードで「竹灯ろう祭り」

 水木しげるロード(境港市)の松ケ枝町商店街で1日、「竹灯ろう祭り」が始まった。通りに設置された300個の竹灯籠が柔らかい光を放ち、訪れた人たちを和ませている。3日まで。

 市民が水木ロードを訪れるきっかっけとし、観光客にも楽しんでもらおうと同商店街(黒目友則会長)が昨年に続いて開催。関係者がドリルで思い思いに穴を開けて製作した竹灯籠が歩道や店の軒下に並び、幻想的な雰囲気を醸し出している。

 島根県益田市から訪れた保育士の吉田こずえさん(48)は「神秘的で妖怪のブロンズ像が一層引き立つ」と話した。

 点灯は午後6時半から9時ごろまで。2日同7時から妖怪工房(同市松ケ枝町)で境港市出身のマリンバ奏者、小川智也さんのコンサートがある。

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