コロナ5類移行後、初の忘年会シーズンを迎えた。コロナ禍は忘年会が自粛され飲食店やホテル・旅館は厳しい状況に置かれたが、今年は予約が回復。コロナ前に戻りつつあり、関係者らは歓迎する。2次会の動きも出てきているが早めに切り上げる傾向で、コロナ禍の影響は払拭しきれないでいる。
全室個室の居酒屋、こうりん屋敷(鳥取市末広温泉町)は今年、5~10人のグループ、25人程度の企業、職場での忘年会が多い。11月中旬から予約が埋まり始め、クリスマスを除き年末近くまでほぼ満席の状況が続いている。下田絵里子店長は「コロナ前の水準をようやく取り戻した」と手応えを実感。利用客が年明けにも使いたいと話すなど、忘年会シーズン以降の利用も待望する。