全国有数の漁業基地・境漁港（境港市）の秋の恒例イベント「境港水産まつり」（境港水産振興協会主催）の実行委員会は実施概要を決めた。３８回目の今年は１０月１３日に開催し、鮮魚や水産加工品などの販売や多彩なイベントを展開する。午前８時～午後１時。
同市昭和町の県営境港水産物地方卸売市場２号上屋と境港水産物直売センターを会場とし、海産物を市価より安く販売するほか、マグロ解体ショーや競り体験、ベニズワイガニ５００枚の無料振る舞いなどを実施。境港大漁太鼓やベトナム人技能実習生らによる踊りなどのステージも計画している。
境港水産まつりは、魚食普及と地域の活性化を目的に水産関係者が消費者への感謝を表すイベントで、コロナ禍の影響で４年ぶりの開催となった昨年は約２万人が来場。山本貴弘実行委員長は「今年もたくさんの人に来てもらい、境港の魚を味わってほしい」と話した。
