鳥取市国府町新通り3丁目の青翔開智中で28日、学習支援サイト「日本海新聞forスタディ」を活用した新聞制作の発表会が行われた。1年生51人はグループに分かれ、夏休み中に同サイトを使って制作した「未来の魅力的な学校」をテーマにした新聞を披露。人工知能(AI)活用や起業家支援など斬新なアイデアが次々と飛び出した。
未来の学校についてグループで話し合った意見を元に同サイトの「クミハン」機能で、未来の学校が開校したと仮定した記事や見出しを入力してオリジナルの新聞を作り上げた。
「鳥取砂丘に学校誕生」と発表したグループは、鳥取砂丘が月面に似ていることから砂丘で研究を行い、修学旅行は学校所有のロケットで宇宙に行くと解説。発表を聞いた他の生徒からは「どうやってロケットを作るのか」「鳥取でできるのか」などと質問が上がり活発な議論が交わされた。
保木本千沙都さん(13)は「それぞれの意見をまとめるのが大変だった。サイトは何度も書き直すことができて紙で作るより簡単だった」と話した。