美の技術、流行学ぶ ヘア&メーク、着付け講習会 第一人者招き、美容師130人参加

 鳥取県美容講師会は11日、ヘア&メーク、着付けの講習会「古典から未来へ極上美の饗宴」を倉吉市内で開いた。ファッションショーなどでトップモデルのヘアメークを担当するアーティストと着物着付けの第一人者を講師に招き、県内外の美容師らが技術や流行、傾向を学んだ。

 同講師会は県美容業生活衛生同業組合の外郭団体で、講習会は組合員らの技術向上などを目的に開催。振り袖着付けと帯結び▽ワイヤを使った近未来のヘアメーク▽舞妓(まいこ)の古典着付け―の3部制で行われ、美容師130人が参加した。

 着付けの講師は、全日本美容技術選手権大会花嫁化粧着付け部門で多くの弟子を大賞に導いている平岡美智子さん、ヘア&メークの講師は平岡さんの弟子で同大会審査員の井出口円さんが務めた。参加者は2人の手の動きや仕上がったモデルを動画で撮影。島根県出雲市から参加した玉木清美さん(54)は「メークの細かさや着付けの手さばきなど、全てが参考になった。帯が生きているよう」と目を輝かせた。

 同講師会の正田真弓会長は「4年ぶりに開いた。この2人がそろうことはめったになく、大勢に見てもらうことができてよかった」と話した。

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