倉吉農高、9年連続快挙 全国お米甲子園「天女の雫」特別優秀賞

 倉吉農高の食品科流通コースの3年生が栽培したコメ「天女の雫」が、新潟県で開かれた「米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」の「全国農業高校お米甲子園」で特別優秀賞を受賞した。同校の入賞は9年連続で、関係者は喜んでいる。

 同校の生徒13人が、生産から販売まで取り組んでいる。同校の田んぼで栽培したコメ「縁結び」を、今年から「天女の雫」と名付けて販売。炎天下での草刈り作業をはじめ、台風7号の大雨により稲が水に漬かる被害にも遭ったが、出穂前だったため無事に収穫できたという。

 お米甲子園には、76校が201検体を出品。食味値と味度値の機械審査を経て、最終審査に進める15校に選ばれ、特別優秀賞に輝いた。三上滉斗さん(17)は「自分たちが頑張って作ったコメが評価され、入賞できてうれしい」、西村祐太さん(18)は「大雨の被害を心配したが、無事に販売するところまで来た。後輩が金賞を取れるよう、伝えていきたい」と話した。

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