「きれいな自然守っていく」 あぐりキッズスクール修了式

 JA鳥取中央(上本武組合長)の「あぐりキッズスクール」(新日本海新聞社特別後援)第20期修了式が16日、倉吉市越殿町の同JA本所で開かれた。「食と命」の大切さを楽しく学んだ小学3~6年生計40人が感動体験を振り返り、自身の成長を実感した。

 4月の開校式では、タレント小島よしおさんが開校20周年に花を添えた。子どもたちは今期、田植えや乗馬、豚汁作り、カヌー、トウモロコシ収穫などを体験した。

 修了式で校長の上本組合長が「農業と教育は深いところでつながっている。共通するのは愛情。家庭や学校での生活に大きな力になったはず」と子どもたちに修了証書を手渡し、21人を皆勤表彰した。

 体験発表で倉吉・三朝クラスの山枡初鳴君(12)=上灘小6年=は「食べ物にはたくさんの人が関わっていることが分かった」、湯梨浜・北栄・琴浦クラスの岡本柚希さん(11)=東郷小5年=は「皆で協力するとおいしいものができる。きれいな自然を守っていく」と思い出を語った。

 子どもたちをサポートした倉吉農高2年の石川茉莉花さん(17)は「自分が知らないことを知り得た喜びがあった」と感謝した。

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